いつもありがとうございます
サンドーラのRitsukoです
昨年の、ある日のことです・・・
滑りやすい雪道を慎重に運転していた時
どこからか
私に向かって発せられた氣を感じました。
ツルツル路面だったので
わき見をすることができませんから
そのエネルギーの出所を探すことができませんでしたが
信号待ちで止まったとき
その出所を知ることとなりました・・・
出所は
隣で停車しているバスの中でした。
帰宅時間で混雑したバスの中
吊革につかまり立っている一人の男性が
その発生源でした。
スーツに鞄、防寒着を来たような
北国ならではのサラリーマンスタイル。
見た目は普通の５０代男性。
しかし
彼は
この世の人ではありませんでした・・・
もうお気づきでしょう。
この人は自分が亡くなったことに気付いておらず
日常の生活を送り続けていたのです。
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こういう幽体さんは
実は時々見かけるものです。
そして基本は放置です。
しかしこの幽体さんは
周囲が自分の存在に気付かないことに気付いたのか
自分の存在が分かる人（私ですね）に
思念を発していた・・・というわけなんです。
ちょっと特殊なパターンです。
そうなると放っておくわけにもいかず
その幽体さんと思念のやり取りが始まりました。
・あの・・・私が分かりますか？
・はい
・あなたの肉体はもうこの世に存在していませんよ
・ここは今のあなたの居場所ではありませんよ
・どうしてですか？
・私は今も会社員です
・あなたの存在は周囲には見えていませんよ
・あなたはこちらの世での旅を終えています
・私は死んだのですか？
・そうですよ、急だったのでしょうかね？
・病気はもっていませんでした
・死を受け入れあなたの霊体をあの世へ還しましょう？
・そうするのが一番です
・もう肉体がないので生き返ることもできませんから
・そうなんですね・・・
・ではそうしたいと思います
・妻に伝えたいことがあるんですが
・何でしょう？
・取り柄ない私と結婚してくれてありがとう
・1人残してしまい申し訳ない
・子供を残してあげられずごめん
・残った人生を楽しんでほしい
・いつか再会できることを信じています
・奥様には伝わりますよ
・安心してお還りくださいね
・ありがとう
この幽体さんはとても真面目そうで
仕事人間だったのでしょう・・・
死んでも職場に通い続けていたんですからね。
でも私のいうことをビックリするほど素直に
受け入れてくれた様子でした。
（それが一番ホッとしたところです）
最後は
愛する奥様へのメッセージを残し
そのバスから彼の幽体が天に向かったのを
見送りました。
奥様へのメッセージは
私が
奥様へ送り込み
キャッチしてくれることを
願っております。
人は突然亡くなったりすると
その事実を受け入れられず
彷徨い続けてしまう
もしくは
生前と同じ生活を続けてしまうことがあります
しかしそれはあるべき状況ではありません
この世に情を残したり
この世に思念を残したり
いわゆる’’執着’’があるから
そうなってしまうのですが
この世に幽体・霊体を残してしまった場合
新たな生を受けられないだけでなく
永遠に’’架空の現世’’に居続けなければなりません。
これはとても辛いことです
そうなることを避けるためにも
この世にいる時から
’’執着’’を手放す必要があるのです。
今回の幽体さんのように
素直に受け入れる心があれば
いつか気付き天に還ることができるかもしれませんが
・私の土地
・私の家
・私の子供
・私のお金
・私の〇〇
と、あらゆるものに執着心があった場合
現世で苦しいだけでなく
死んでも苦しむことになりかねませんからね
そんなものは、手放すべきなのです。
ちょっと話は変わりますが
生きる意味を一生懸命
考え続けている人もいますが
生きることに’’意味’’なんて
ありません。
背負った使命はそれぞれありますが
この世に生を受けた
ということ、そのものに意味があり
どんなことがあっても
’’生き抜く’’ことが’’意味’’そのもの なのですよ＾＾
今日は、とある日の
幽体さんとの出来事のお話でした(^人^)
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